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紙ひこうき』(かみ - 、Paperman)は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作、ジョン・カース監督による2012年の短編モノクロアニメ映画である。セルアニメとコンピュータアニメーション技術の両方が用いられている。

概要 編集

ジョン・カースによる初監督作品である。

塔の上のラプンツェル』でベテランアニメーターのグレン・キーンと仕事をしたときに、ジョン・カースは昔からのアニメーションと手書き技術の良さにあらためて気付き、CGと手書きの線がうまく調和するような新しい手法を模索した。

ディズニーが独自開発したソフトウェア「Meander」を使用し「final line advection」と呼ばれる新技術が用いられることになった。まず、3DCGのモデルによるアニメーションを作成し、これに後からアニメーターが2Dの輪郭線などのドローイングを描き重ねる。追加描写された線はベクタ形式で処理され、3DCGモデルのアニメーションに合わせて動いていくことになる。

ストーリー 編集

1940年代のニューヨーク。

ジョージは高架鉄道のホームに山積みの書類を抱えて立っていた。一陣の風が書類の1枚を吹き飛ばし、同じくホームで電車を待っていたメグの顔に貼りつかせる。書類に付いたメグの口紅を跡を見て微笑みあう2人。やって来た電車にメグは乗り込み、2人は別れる。

会社に付いたジョージを待っていたのは、山積みの書類。ふと窓の外を見ると、隣のビルの中にメグがいた。なんとか気づいてもらおうと、ジョージは書類を紙飛行機にして飛ばすが、なかなか上手くいかない。山積みの書類を使い尽くし、最後に残ったメグの口紅が付いた書類を折り、紙飛行機にして飛ばすも、とうとう届かず。メグがビルを出ようとしたのを見ると、ジョージはボス(上司)の制止も振り切って会社を飛び出した。

一方、ジョージが飛ばした無数の紙飛行機は、口紅付き紙飛行機を先頭に、風に乗ってジョージの後をつけ、ジョージを押すようにして電車に乗せる。電車がある駅に着いた時、紙飛行機は床に落ち、ホームに降りたジョージはメグと再会する。

エンドクレジットが流れるなか、ジョージとメグはレストランのテーブルで幸せそうにおしゃべりしていた。

キャスト 編集

公開 編集

2012年6月にアヌシー国際アニメーション映画祭でプレミア上映された[3]。2012年11月2日、『シュガー・ラッシュ』と併映で劇場公開された[4]

YouTubeにも本編全編[5]の他、メイキングなどが公開されている。

賞歴 編集

  • 第85回アカデミー賞短編アニメ賞 - 受賞
  • 2012年アニー賞短編部門(Annie Award for Best Animated Short Subject) - 受賞

参考文献 編集

外部リンク 編集

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